ぜひ健康診断を受けるべき?病気になりやすい年齢や性別

普段からまめに健康診断を受けておくなら、大きな病気を早期に発見することができることもあります。
大きな病気であっても、早期に発見することで治療を行うこともできますので、定期的な健診は非常に重要です。
とはいえ、なかなか定期的に健康診断を受けるのは難しいものです。
では病気になりやすい年齢や性別というものはあるのでしょうか?
もし、そのようなものがあるのであれば、こうしたタイミングで健康診断を受けるのも良いことです。

心疾患は20代から30代の病気での死因2位

若いから大丈夫と無理をするという若い方がたくさんいらっしゃいます。
厚労省の調査によると、20代から30代の病気による死因の第2位は心疾患です。

心疾患の中でも虚血性心疾患が、心疾患での死亡のほとんどと言われています。
ではこの虚血性心疾患はどのような要因で起きるのでしょうか?
虚血性心疾患は主に心筋梗塞、狭心症のことです。

虚血という言葉が示しているように、この症状は心臓に血液を供給している冠動脈が血栓などによって詰まり、心臓が必要としている血液が十分に届かないという状態です。
こうなると、心臓が必要な酸素や栄養が不足してしまい、心臓の機能が弱くなるまたは停止するということになります。
症状が短いものを狭心症、長いものを心筋梗塞と言い、どちらも命を落とす可能性があります。

虚血性心疾患に加えて、不整脈、心筋症、心臓弁膜症も心疾患の一種です。
こうした心臓の病気は20代の若者であっても発症する可能性があります。
しかし、こうした症状は健康診断の心電図、血圧検査、血液検査などによって発見できる可能性もありますので、20代30代であっても健康診断を受けることは大切です。

悪性新生物は40代以降の死因第1位

悪性新生物、つまり癌は40代以降の死因で断トツの1位で、死因の30%ほどになっています。
50代になると、癌によって亡くなる方は全体の40%から45%、60台になると全体の48%にもなり約半数が癌によって亡くなっています。
これに続く病気での死因は、心疾患、脳血管疾患です。

悪性新生物、つまり癌は突然発症するというよりも、だんだんと進行するもので、早期発見によって治療が可能なものが多くあります。

しかし残念なことに検査を行っていなかったため、発見した時には間に合わないというケースが多くみられます。
きちんと健康診断を受けていたり、人間ドックによってがん検診を受けたりすることで、早期での発見を行える可能性も大きくなり、治療を行えるようになります。
ですから、40代になったら癌検診が含まれているような健康診断を受けることが望ましいと言えます。

性別による病気

男性であっても、女性であっても30代を過ぎると病気で亡くなる方が急に増えてきます。
しかし男性の場合には、悪性新生物である癌と心疾患で亡くなる方の割合は30代後半までほぼ一緒ですが、女性の場合は乳癌の発症があるため20代後半からでも悪性新生物で亡くなる方の割合が非常に多く、心疾患が死因の方は多くはありません。

ですから、男性であれ女性であれ30代を過ぎたら健康診断を受けることが望ましいといえます。
可能であれば男性は30歳を過ぎたら、がん検診が入っている健康診断が良いと言えます。
女性の場合には20代であってもきちんと婦人科健診を受けるようにしましょう。
乳がんは早期発見で治療を行える病気です。
30代女性の死因の30%が癌なので、可能であれば毎年がん検診を受けるようにしましょう。

まとめ

20代であっても病気のリスクはありますが、やはり30代になると病気で亡くなる割合がグッと増えてきます。
病気で亡くなる原因の多くは悪性新生物、つまり癌です。
男女にかかわらず30代になったらがん検診の含まれている健康診断を受けることがおすすめです。

特に女性の場合には、30代を過ぎると急に癌での死亡率が高くなりますので、
乳がん検診をきちんと受けることは大切です。

乳がんの健診は、自治体でも行っていますし、病院で健康診断を受ける場合でも
自治体の補助金があるので後回しにしないようにしましょう。

心疾患についても心電図などで早めに発見できます。

関連記事

健康診断を受けるならぜひ知っておきたい診察時の様子

健康診断を受けられる機関の種類とそれぞれの特徴について

健康診断の結果はどう見れば良いの?要点をチェックしよう