健康診断の結果はどう見れば良いの?要点をチェックしよう

健康診断が終了した後に、検査結果が自宅に送られてきます。
健康診断では基本的に、医師と直接会って検査結果について説明を受けられる機会はなく、検査結果の中に説明が載せられています。
結果に要再検査、要精密検査という文字が入っていれば、もう一度病院にいって検査を受けることになります。
しかし、それ以外にも検査結果の中には、細かい数字や結果が載せられており、中には数字がギリギリ問題ないというものもありますので、個人的に結果をある程度理解できることは大切です。

血液関係の結果

血圧は最高血圧が130mmHg未満、最低血圧は85mmHg未満であれば基準値内となりますが、この数字に近い場合には、多少注意を払うことができます。
血液の主要成分である白血球WBCは2.5以下または9.0以上の場合には異常値で、2.6から3.1と8.6から8.9の間である場合は要注意、正常範囲は3.2から8.5です。
赤血球RBCの血液に対する割合Htは男女によって基準となる数値が異なっていて、男性は400から539、女性は360から489が基準値内とされています。
血小板PLTは基準範囲が13.0から34.9、要注意の数値は10.0から12.9もしくは35.0から39.9の範囲が要注意です。
血液中のブドウ糖の割合を表すのが血糖値FPGという数値です。
この数値が高い場合は、糖尿病などの病気が疑われるようになり、数値が99以下であれば正常、要注意は100から125、異常値は126以上です。
これらの検査結果に加えて、肝機能に関係のある検査結果として、以下のようなものがあります。
アルブミンは4.0以上、内臓に多く見られる酵素ASTは30以下、肝臓に多くみられる酵素ALTは30以下、総たんぱく質量6.5から8.0であれば正常値と考えることができます。

尿検査結果と便検査結果

この検査では、基本的に尿の中に含まれている成分を分析し、健康的な尿との成分差を分析します。
尿検査に関係する検査結果には、以下のようなものがあります。
尿糖、尿ビリルビン、尿たんぱく、尿潜血反応、尿中ケトン体という項目が陰性のマーク-となっていれば異常はありません。
逆に尿ウロビリノーゲン定性という検査結果はマークが陽性+であれば異常はありません。
他には尿pHという検査結果があり、これは尿の酸性度を検査します。
人の尿は基本的に弱酸性なので、pH4.8から7.5までが基準値となり、pH7.6以上の場合には腎臓に問題がある可能性があり、pH4.7以下の場合には糖尿病やアルコール中毒などが疑われます。
尿潜血が+の場合には、尿結石、膀胱炎などが疑われ、便潜血が+の場合には大腸癌やポリープや痔の疑いがあります。

内臓関係の検査

腹部超音波検査では膵臓、腎臓、肝臓、胆のうの異常を発見でき、この検査結果に異常が出た場合には、通常であれば再検査もしくは精密検査、要観察の指示が出てきますので、これにきちんと従ってください。
肝臓であれば、肝腫瘍、肝腫瘤、肝内石灰化、脂肪肝などの検査結果が出ることがあります。
胆のうであれば、胆結石、胆管気腫、胆管腫瘍、胆泥などの結果が出ることがあり、これらの結果には必ず経過観察、再検査、精密検査などの指示が載せられています。
腎臓の検査結果には、腎結石、腎腫瘍、腎腫瘤、腎石灰化といった結果が載ることもあり、やはり再検査などの指示に従うことが必要です。
心電図の検査結果に問題がある場合には、洞頻脈、洞性不整脈、WPW症候群などの異常が結果に載せられます。
もちろん、この他にも非常にたくさんの心疾患の可能性が検査結果に表れることもありますので、必ず検査結果に載せられている再検査などの指示に従いましょう。

まとめ

健康診断の結果項目は、非常に多岐にわたり、血液検査や肝臓検査などではFPGなど英語の頭文字だけで表されることもあります。
こうした場合は、検査結果を見ただけでは、何が正常で何が異常なのかということが分かりにくいと言えます。
検査結果の見方としては、基準値内に入っているかというだけではなく、数値が要注意の範囲に入っていないのか、検査結果が+-のどちらになっているのかをきちんと確認しまっしょう。
加えて、再検査、精密検査、経過観察なのかという点もきちんと確認し、その指示にしたがうことが肝心です。
再検査の場合には、細かい数字に関する情報も医師に聞いてみるようにしましょう。

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